網膜剥離

網膜剥離とは
- 眼底にはカメラでいうとフィルムにあたる網膜という膜があります。この網膜は硝子体というゼリーのような組織で、ぴったりと眼底に押しつけられています。網膜剥離とは、この眼底から網膜が剥がれ、浮き上がった状態をいいます。
- 症状・治療について
- 網膜剥離手術について
網膜剥離の症状

- 網膜が剥がれても痛みはありません。症状初期は、飛蚊症といって、眼前に黒いゴマを散らした感じがしたり、髪の毛がぶら下がったように見えたり、蚊が飛ぶように見えたりします。また、光が見える光視症もあります。症状が進行すると、視野の欠損を自覚するようになります。
網膜剥離の治療について
- 網膜剥離は薬物では治療できません。手術が必要になります。
- 網膜剥離の手術は、はがれている網膜を元に戻すことが目的です。したがって、術後視力は進行の程度により異なってきます。
- 早期に剥離をみつけて、視力の良いうちに手術をすることが、視力の維持にとって大切です。
診察を受けられる施設
- お茶の水・井上眼科クリニック
- 西葛西・井上眼科病院
- 大宮・井上眼科クリニック
眼科ドックお問い合わせ
眼の病気の早期発見や予防のために自覚症状が無くても、 40歳を過ぎたら年に1回程度、定期的に眼科ドックを受けることをお勧めします。