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白内障の手術について



手術の流れ

白内障は手術によって視力を取り戻すことが出来る病気です。手術では、濁った水晶体を取り除き、その代わりとなる「眼内レンズ(人工水晶体)」を置き換える手術を行います。一般的に多く行われているのは「超音波乳化吸引術」です。超音波乳化吸引術では、濁った水晶体を超音波で分割、取り除き、眼内レンズを挿入します。傷口が小さく安全性が高い手術です。

  • 手術時間は15~30分程度です(眼の状態などによる)。
  • 麻酔を使用するため、手術中の痛みは、通常は感じません。
  • 術後の見え方については、個人差があります。

手術後の注意事項

白内障の手術後は、眼内炎などの感染症を防ぐことが大切です。特に、手術後の通院は最初の1ヵ月が一番大切で、1~2週間に1回程度の通院が必要です。術後1ヵ月以降は患者さまの状態により異なりますので、医師の指示に従ってください。
点眼薬 点眼期間は1~3ヵ月程度ですが、外来での医師の指示に従ってください。
内服薬 手術後の感染予防の目的で抗生剤が処方されます。
運動 汗をかくような運動は、術後1週間は控えてください。
アイメイク 術後1ヵ月は避けてください。
飲酒 手術日から4日間はご遠慮ください。
洗髪 美容院であれば手術翌日から洗髪はできますが、術後4日目までは水や汗が目に入らないように、顔は拭くだけにしてください。

眼内レンズについて

眼内レンズについてーライフスタイルに合ったレンズを選ぶー

眼内レンズは水晶体のように厚みを変化させてピントを合わせることが出来ません。そのため、メガネやコンタクトレンズのように種類や度数を決めていく必要があります。眼内レンズは、大きく分けて「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」の2つあります。患者さまの職業やライフスタイルに合わせて、適したレンズを選ぶことが大切です。

※目の症状によっては、使用できる眼内レンズの種類が限られる場合があります。
 詳細については診察の結果、医師またはスタッフよりご説明します。

多焦点眼内レンズの注意点

● ⽩内障以外の⽬の病気がある場合は不適応になる場合があります。
● ⾮常に細かいものを⾒るような職業の⽅には不向きです。
● 複数の箇所に光を振り分けるので、⾒え⽅の鮮明さ(コントラスト感度)が少し低下します。
● 夜間はライトを⾒ると、光の輪やまぶしさ( ハロー・グレア)を感じることがあります。

コントラスト感度の低下

夜間のハロー・グレア

一度、眼の中に入れたレンズはメンテナンスをする必要がなく、長期間透明な状態を維持し、不具合がなければ生涯使用することが可能です。患者さまの職業やご希望の見え方など、ご自身のライフスタイルに合わせたレンズ選びが重要です。診察時に医師と相談しながら最適なレンズをお選びいただけます。

手術費用

● 保険診療(単焦点眼内レンズ)

日帰りのケース(3割負担の場合)

片眼:約60,000円
※手術費用は目安です。症状の程度により手術時の注射や薬剤等が変わりますので多少前後します。
※70歳以上の方などには高額療養費制度が適用され、1割および2割負担の方は18,000円が上限となっています。詳しくはスタッフにお問い合わせください。

● 選定療養(多焦点眼内レンズ)

日帰りのケース(3割負担の場合)

片眼:約60,000円(手術費用)+自己負担分(多焦点眼内レンズ代+追加検査代)
選定療養とは、患者さまが追加費用を自己負担することによって、保険適用の治療と併せて追加でお選びいただける医療サービスのことです。「多焦点レンズを用いた白内障手術」は厚生労働省が定める選定療養の対象となっています。手術費用は保険適用となりますが、多焦点眼内レンズ代や追加検査の費用は自己負担となります。

● 自由診療

お茶の水・井上眼科クリニックでは、より高品質で精度の高い手術を実現するため「多焦点眼内レンズ」と「フェムトセカンドレーザー」を使用したレーザー白内障手術を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

日帰りのケース

片眼:850,000円(税込)
※レーザー白内障手術は医療(公的)保険は適用されず全額自己負担となります。
※乱視矯正の有無に関わらず同額。手術料のほか、適応検査、手術前検査、レンズ、手術後6ヵ月までの検診、薬剤料を含みます。


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