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第5号 (春)「独活(ウド)とグレープフルーツの甘酢あえ」


寒い冬が過ぎ去り、暖かい春の到来です。春は芽吹きの季節、様々な食材が出回りはじめ、この時期特有の食材にお目にかかれる季節です。今回で5回目を迎える栄養課だよりは、春の食材「独活(ウド)」と、「ビタミンC」を多く含む「グレープフルーツ」を使用した、疲労回復効果のあるレシピをご紹介します。

西葛西・井上眼科病院
管理栄養士 中井剛

● オススメレシピ 「独活(ウド)とグレープフルーツの甘酢あえ」

時間(目安) 約5~10分
難易度 ★☆☆☆☆(やさしい)

材料(1人分)

独活(軟白ウド) 50g
グレープフルーツ 1/4個
大さじ1
砂糖 大さじ1/2
小さじ0.1
アク抜き用 酢・・・適量
水・・・適量

栄養成分値(1人分) 45 kcal

たんぱく質・・・0.9g /脂質・・・0.1g
炭水化物 ・・・11.5g /塩分・・・0.5g

● 作り方

ウドは厚めに皮をむき(かつらむきが良い)、小さめの乱切りにしてアク抜き用の酢水につける。(10分~15分ほど)
グレープフルーツの皮をむき、房に分けて薄皮をむいて、ウドと同じ位の大きさに切る。
ウドの水を切り、②と合わせておく。
酢・さとう・塩を混ぜ合わせ③と和える。
Point
食べる前に冷蔵庫で少し寝かせると、ウドに甘酢が染みてクセが弱くなり、食べやすくなります。

● 独活(ウド)は低栄養?

ウドは、秋から冬にかけて出荷される「寒ウド」と、春に出荷される「春ウド」があり、春が旬といわれています。
実のところ、ウドは栄養満点の食材ではありません。しかし、独特の風味とシャキシャキした歯ごたえが春を感じさせてくれる「味のある食材」です。
ウドに含まれる「アスパラギン酸」は、エネルギー代謝やタンパク質代謝を高めて、疲労回復効果を発揮します。また抗酸化作用のある「クロロゲン酸」が含まれているので、眼の老化防止にも効果があるようです。
さらに「グレープフルーツ」に多く含まれる「ビタミンC」も疲労回復効果があり、香りの成分「リモネン」にはストレス解消の効果があります。
旬の食材を食べて、新しい季節も元気に過ごしましょう!

▼ 過去のレシピはこちらをクリック ▼

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