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先生の、見つめてきたもの │ Vol.04


子どもの頃からの夢は、
サッカー選手になること

物心ついてから現在まで、サッカーとの付き合いは長いですね。小学校から大学までずっとサッカー部で、サッカーに打ち込んでいました。うちは代々医師の家系でしたが、親から医師になれと言われたことはありません。ただ、医学部進学率がとても高い学校だったので、大学は医学部に行きました。サッカーを思いきりできる環境を求めて筑波大学に進学し、ハードな練習の日々でしたが、厳しい環境に身を置くことで、体力的にも精神的にも大きく成長できたと思います。

おとずれた転機と
眼科医としてのキャリアのスタート

卒業後は、自分なりにやり切ったという思いもあったので、気持ちを切り替え医師になる決心をしました。眼科医を選んだ理由は、手術後すぐに治療効果を実感できることが多く、患者さまの喜ぶ顔を見られるのが嬉しかったからです。医師になりたての頃は、総合病院の眼科で早朝から深夜まで無我夢中で働きました。睡眠時間もまともに取れないほど忙しかったのに、不思議と大変だと思ったことはなかったですね。体力には自信がありましたし、素晴らしい先輩方にたくさん助けていただいたおかげです。
現在は主に専門外来で白内障と網膜硝子体の手術を担当しています。硝子体手術は網膜剥離や糖尿病網膜症に適応され、眼科分野でも特に繊細で難しい手術とされています。難しい分やりがいもありますし、なによりも患者さまのお役にたてることが自分にとっての励みにもなります。

不安を抱えている患者さまの心を軽くしたい

院長となった今と新人時代の忙しさはまったく別ものですね。組織をまとめる責任ある立場になり、私ができることは何かという問いは、いつも頭の中にあります。サッカーも医療もチームプレーです。例えば些細なことかもしれませんが、働きやすいよう職場のルールを少し変更してみる。そうすることで、院内の雰囲気が良くなり、それが患者さまにも伝わる。そのような良い連鎖が起きるといいなと思っています。
ときどき、こちらに遠慮されているのかな?と感じる患者さまがおられます。疑問や不安に思うことが少しでもあれば、どうぞ気軽に私にお話してください。診察をお待たせしてしまうこともあるかと思いますが、皆さまに安心して受診していただけるよう、今後も変わらず心のこもった診療に努めたいと思っています。
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