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先生の、見つめてきたもの │ Vol.03


地元・北海道で好きなことを全力で楽しんだ
少年~青春時代

小学生の頃はゲーム少年でした。中学になるとギターにはまり、高校では軽音楽部に入部。バンドを組みライブハウスで演奏する音楽漬けの日々でした。当然、将来の夢はミュージシャンです。でも同時にこのままでいいのか?と悩む自分もいました。育ててくれた両親を安心させたい、生まれ育った北海道に恩返しをしたいと強く思ったんです。色々考えた末に出した結論は医師になること。直に人の役に立てる医師は、わたしの理想の職業でした。そうと決めたら後は全力で突き進むのみ。音楽は趣味にとどめて勉強し、晴れて医師になることができました。

眼科医として道内各地で研鑽を積み、
井上眼科病院グループの一員へ

眼科医になった理由は、眼は治療や手術の成果が分かりやすいからです。白内障の手術をすると、翌日から「よく見える」と患者さまが
とても喜んでくださるんです。お役に立てたことがすぐに実感できるのが嬉しくて眼科を選びました。医師として独り立ちして、道内各地の病院や診療所を転々としました。広い北海道は医療過疎のエリアも多く、町に眼科医は私一人ということも珍しくありません。同僚や上司もいない中、さまざまな患者さまを一人で診なくてはならない。そのプレッシャーは相当なものでしたが、この時の厳しい経験が今の自分の大きな糧となりました。眼科医としての腕と自信も身についたと思います。医師としての経験を積むうちに、専門性の高い大学病院よりも、幅広い症例を扱う地域密着型のクリニックの方が自分には合っていると思うようになりました。

そんなことを考えていた時に声をかけてくださったのが、井上理事長です。眼科専門の総合病院として全国区の知名度がある井上眼科病院グループには、著名な専門医も数多く在籍されています。北海道にいながら、日本屈指の眼科医療に触れられる大きなチャンスでした。僻地医療では自分で診断するしかない難症例も、今はグループ内の大先輩から直に助言をいただけます。井上理事長が札幌に診察に来られるときは、診療の相談から日本や海外の医療業界の話まで、何でも気さくにお話してくださり勉強になります。

“医師”と“患者”の関係は
人と人との関わりにほかならない

僻地医療で実感したのは、“医師”と“患者”の関係は人と人との関わりにほかならないということ。医師である前に、一人の人間として患者さまに信頼していただきたいし、私も患者さまのことを良く知りたい。まずは患者さまとの対話を大切に、専門用語を使わずになるべく伝わりやすい説明を心がけています。さまざまな症例に対応してきた自らの経験と、井上眼科病院グループの総合力の相乗効果で、高度な医療を提供できる身近なクリニックを目指します。スタッフ一同お待ちしております。

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