グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



先生の、見つめてきたもの │ Vol.02


患者さまが、安心して相談できる
病院の雰囲気づくりを目指して。

わたしが院長として心がけているのは、いつも笑顔でいることです。これは院内のコミュニケーションを円滑にして、より良い状態で患者さまを診ていくために、とても大事なことです。2016年、大宮・井上眼科クリニックが開院し、医師をはじめ、視能訓練士、看護師、診療助手、受付事務、全スタッフに気持ちよく働いてもらうには?を考えた時、「院長である自分が、いつも笑顔でいることが大切」と思いました。スタッフたちの良い雰囲気は、患者さまにも伝わります。せっかくクリニックに来院されたからには、患者さまの不安を少しでも取り除いて、なんでもご相談いただき、受診してよかったと感じてほしいですね。、晴れて医師になることができました。

患者さまが望んでいることは“何か”に、
しっかりと耳を傾けたい。

一般的な白内障は手術をすれば治る病気ですが、手術を不安に感じる患者さまの中には、「白内障の自覚症状があるけれど、きっと手術を勧められるだろうから、眼科の受診を躊躇してしまう」という方がいらっしゃいます。治療をすることが先決なのに、受診を躊躇させてしまうのは、とても残念なことです。まずは、困りごとやご要望を、遠慮なく話していただける雰囲気をつくりたいと考えています。それぞれの症状を診て複数の選択肢をご提案し、患者さまと相談しながら最善の治療を一緒に決めていけるように努めています。
当院は、新幹線の駅であるJR大宮駅近くの好立地でもあり、群馬、新潟、長野などの遠方から通われる方々もいらっしゃいます。より専門的な治療が必要な場合や入院が必要な症例には、井上眼科病院グループ内で連携して治療していますが、わたしはグループ内の3つの病院に勤務した経験があるので、

困難を乗り越えながら、
これからも、技術を磨き続けたい。

今は、院長を務めていますが、これまでのキャリアは決して順調なものではありませんでした。3児の母親として育児と医師の仕事を両立するのは大変ですが、楽しみながら仕事にも前向きに取り組んでいます。以前、小児眼科を担当していた時は一般の診療とは違うところも多く、たくさんの気づきを得ることができました。今までにさまざまな苦境がありましたが、その時の経験は、今もとても役立っています。苦難を乗り越えて、そこから学びを得ると、技術が向上してステップアップできていると実感します。これからも、さまざまな知識を得て技術を磨き続けながら、多くの患者さまに寄り添える診療をしていきたいです。
  1. ホーム
  2.  >  INOUYE EYE NOTE 広報誌
  3.  >  ピックアップ記事
  4.  >  インタビュー特集
  5.  >  先生の、見つめてきたもの │ Vol.02
page top